6th Asian Photochemistry Conference 2010
14-18th, November, 2010
Wellington, New Zealand



Plenary Lecture
Wed. 17, Nov., 2010
Rutherford House
09:15-10:00
H. Miyasaka
Femtosecond Delocalization Dynamics of Cationic States in Photoconductive Poly(N-vinylcarbazole) Amorphous Solid.

Oral Presentation
Tue. 16, Nov., 2010
Rutherford House
11:30-
Y. Ishibashi
Ultrafast Excited-state Dynamics of Biphenyl Bridged Organosilicas in Solid films.

Poster Presentation
Mon. 15, and Tue. 16, Nov., 2010
16:45-18:30

P10 M. Muramatsu
Ultrafast Solvation Dynamics in Room Temperature Ionic Liquid as Revealed by Three-pulse Photon Echo Peak Shift Measurements.

P45 H. Saito
Ultarafast Cycloreversion Reaction Dynamics of Diarylethene Derivatives: Correlation between Oscillatory Signals and Molecular Structures.

P58 T. Katayama
Delocalization Dynamics of Cationic State of Poly(N-vinylcarbazole) in Solution System in Femtosecond-Picosecond Time Region.

というわけで、いってきましたニュージーランドの首都ウェリントンまで。
ニュージーランドは、オーストラリアの隣と思っていたら、
関西空港から、オークランドまで飛行機で約10時間と、ヨーロッパとあまり変わらない距離でした。
これには、ちょっとびっくりしました。
ちなみに、関西空港を昼過ぎにでて、ウェリントンに現地時間朝8時(日本との時差は+4)に到着するという過酷さ。
日本時間の朝4時半にホテルに到着。
その日の午後に、ウェルカムレセプションなので、一日中起きていることに。。。

まず、会場であるthe Victoria University of Wellington(Pipitea Campus)です。

この会場周りに文系の学部が集まって、駅と国会議事堂が目の前にありました。



つづいて発表のワンシーンです。
 
海外で初めて英語で発表する石橋君。(16日、午前11:30〜)


次に、プレナリーレクチャーをする宮坂先生。(17日、午前09:15〜)
 
さすがに、様になっていますね。
時間もぴったりで、ある先生は、「質問したら圧倒されそうだから、やめたよ。」とおっしゃっていました。
かなり迫力のあるものでした。

初日と二日目は、ポスター発表がありました。
(16、17日、午後16:45〜18:30)

フォトクロミック反応について、発表するM2斉藤くん。
うまく英語で発表できていたようです。


3 Pulse Photon Echo Peak Shiftのお話をするD1の村松君。
難しい話をそつなくこなしているようでした。
でも、オーストラリア人も、同じ手法で量子ドットを観測していましたね。
質問したら、信号が強く出るそうですよ。


いつもながら、発表する片山博士。
ここは、触れないでおきます。。。

三日目には、懇親会に参加してきました。
会場は、なんと博物館内でした。
これには、非常にびっくりしました。
マオリ文化が展示してあって、これまた勉強になりました。

ここで、なんと、ビックサプライズがありました。
事前にアナウンスはなかったのですが、
ポスター賞の審査が、ポスター発表中に行われていて、

な、な、なんと、

M2の斉藤君がポスター賞(Best Poster Prize)を受賞しました。
おめでとうございます。

 
緊張する斉藤くん、井上APC会長から賞状と記念品を頂いていました。
宮坂研が発足して以来、海外でポスター賞を受賞していませんでした。
快挙です。おめでとうございます。






到着した日の午前中と全日程が終了した後に、少しだけゆとりがあったので、
街中を観て廻りました。

 
ケーブルカーで、小高い山に登ると、ウェリントンの町並みと港を一望できました。
ケーブルカーは、かなりレトロな感じでした。

 
また山のふもとには、植物園(写真は、バラ園)もあって、休日だったせいか、
皆さん、のんびりされていました。


学会会場近くに、Old St. Paul教会もありました。
教会の人が丁寧に説明してくれましたが、
木造の教会の古さを自慢したようで、
宮坂先生が対抗して、世界最古の木造建築”法隆寺”の話をしていました。笑

 
ウェリントンは港町だったので、港を歩いてみると、変なオブジェが。
説明が、なかったのですが、とりあえず、村松君はマネをしてみました。

  
食事はと言うと、学会が紹介してくれたお店にいってきました。
なんと、ベルギー料理がでる店で、お店の名前も”leuven”。
昔に宮坂先生が、今は伊都先生、山内君が留学しているベルギーのルーバンです。
そこでは、ムール貝の蒸し鍋とベルギービールを味わえました。
南半球まで来て、ベルギーとは。。。笑
右側は、ニュージーランド牛(500g)です。さすがに、一人では食べず、シェアしました。


最後に、なりましたが、国際会議に参加するに当たり、渡航費をはじめ海外で貴重な経験をする機会を与えていただいた
大阪大学GCOEプログラム「物質の量子機能解明と未来型機能材料創出」に感謝いたします。