The Second Asian Conference on Ultrafast Phenomena (ACUP)
(January 25-26, 2002) に行ってきました。

January 25, 17:00-18:30 Poster Session
"Two dimensional plot of integrated three pulse photon echo."
Yutaka Nagasawa, Kazushige Seike, Tadayuki Muromoto, and Tadashi Okada

"Coherent dynamics in ultrafast reaction of charge transfer proteins."
Satoru Nakashima, Yutaka Nagasawa, Kazushige Seike, Keigi Tanouchi, Tadashi Okada, Junichi Watanabe, Shuji Kinoshita, and Takamitsu Kohzuma


さて学会報告ですが、アジアだけで超高速現象の学会を開くなどということは5年以上前だったら不可能だったでしょう。しかし、時代の移り変わりは激しくて今やアジアだけで超高速現象の国際会議ができるようになったのです。しかも神戸で開かれたのは第2回目、1回目は2年前に韓国で開催されました。これはアジア地域が経済的に潤ってきたという喜ばしい事実の反面、他のアジア諸国が日本に追い付き、追いこそうとしている事実でもあるわけです。激しい国際競争の中日本はこれからどうなって行くのでしょうか?韓国や中国の若手は博士号を欧米で取得し国際経験も豊かです。これに対してぬるま湯で育った日本の若手は対抗していけるのでしょうか?しかし、かなりしっかりした研究をしていますが、そこはアジア、独創的な研究はまだなかったように見受けます。今後アジアで独創的な研究が行われ、独自の発展をとげていくかどうかにアジアの科学研究の未来がかかっているように思えます。3回目は2年後、中国で開催されるそうです。


ACUPが開催されたのは神戸大学です。こうして見ると普通の地味な大学ですが・・・


岡のてっぺんにあるのでとても見晴らしがよく、神戸の街を眼下に見下ろすことができます。


特にここからの見晴らしはすばらしく、どこぞの雑誌に観光名所として取り上げられてしまったそうです。その結果夜な夜な若者がフェンスを乗り越え侵入してきて、たき火をしたり大騒ぎするので住民からの苦情が殺到したそうです。(崖の下はすぐ民家)今では取り締まりがとても厳しくなってしまったそうです。


笹薮に獣道を発見!大きさから言ってタヌキかネコでしょう。民家が近いのでネコかな?ウサギとかだったらかわいいのですが、神戸にウサギが出るという話は聞かないし、猪にしてはちょっと小さすぎますね。


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