分子構造総合討論会 2002 神戸
2002年10月1日〜4日 場所 神戸国際会議場

うちの発表は以下の通り。けっこう出してます。

1P010 フェロセンーポルフィリン結合系のS2励起からの超高速緩和と電子移動反応
 (大阪大学大学院 基礎工学研究科・阪大院 工・京大院 工)
 早乙女 美恵,バシ A.,田内 啓士,長澤 裕,○中島 聡,岡田 正,今堀 博,福住 俊一
1P106 RISM-mode coupling理論の溶媒和ダイナミクスへの適用
 (大阪大学 ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー・名大院工・分子研・阪大院基礎工)
 ○西山 桂,山口 毅,平田 文男,岡田 正
3A08 ヘムタンパク質Cytochrome c における超高速緩和過程の揺らぎとダイナミクス
 (大阪大学大学院 基礎工学研究科 化学系専攻 岡田研究室)
  田内 啓士,長澤裕,○中島 聡,岡田 正
3A12 芳香族高分子におけるホールマイグレーションの直接測定:シークエンスの効果
 (京都工繊大 工芸科学研究科・阪大 院基礎工 化学系・阪大 極限科学研究センター)
 ○カーン サジャドウル ラフマン,板谷 明,宮坂 博,岡田 正
3P007 液体・ポリマーガラスおよび多孔質ガラス中における二次元蛍光スペクトルを用いた不均一広がりの研究
 (大阪大学大学院 基礎工学研究科 化学応用科学科 極限研究センター)
 ○室本 崇之,森 芳雄,長澤 裕,宮坂 博,岡田 正
3P010 多光子吸収によるジアリールエテン誘導体のフォトクロミック反応制御:フルギド系分子との比較
 (大阪大学 院基礎工・阪大 極限科学研究センター・九大 院工学研究院)
 ○村上 昌孝,石橋 千英,宮坂 博,岡田 正,小畠 誠也,入江 正浩
4A12 ピコ秒・フェムト秒過渡吸収二色性の測定による溶液中イオン対の反応性に与える誘電摩擦の効果
 (大阪大学 大学院基礎工学研究科 化学系・大阪大学 極限科学研究センター)
 ○宮坂 博,徳島 亜沙子,村上 昌孝,岡田 正


会場は神戸ポートアイランド内の国際会議場です。ポートライナーに乗って行きます。無人列車なので運転手がいません。しかし「ライナーって言うほど速くないやんけ!」というちっこい電車です。


会場はまるでバブル遺跡のような壮観な建物・・・


シャンデリアの下、きらびやかな受け付けを抜けるとそこはもう夢の国・・・


と思ったら、こんな地味な感じでポスター発表してたりします。


「会場の外で優雅にランチでも喰うか〜」と思ったら、このような無惨なバブル遺跡を発見してしまいました。インカ帝国が消え去ったように、ここの住人もどこに消えて行ったか、今や全て歴史の謎となってしまいました。


日本にはかつて「電子立国」という名の超古代文明が存在していたという。彼等が残した「動く歩道」という幻の古代遺跡をついに発見した!この先には何があるのだろう?伝説によると「ポートピア」という夢の国があるはずだ!奇跡的に歩道の一部以外は今も動いている。この歩道の果てる所まで行くぞ!


「動く歩道」のまわりに広がる謎の遺跡群。我々の期待はいやがおうにも高まっていく!


「動く歩道」のつきる最果ての地にたどり着いた我々が見た光景は!!こんな感じでした。夢の国「ポートピア」は何処に?!でもこんなとこでも近くにコンビニを発見してちょっと安心してしまいました。

というわけで、今年も「分子構造」に行って来ました。「まだその分子やってんの?」とか「それ、前に誰かやってたでしょ?」みたいな発表が多かったような・・・あっ、すみません!気のせいです。
この学会のすばらしい点は最近質問時間が長くなったということです。おかげで私みたいなアホでも質問できるようになりました。楽しい学会だなあ。