分子構造総合討論会 

2004年9月27日〜30日 広島国際会議場

4日目口頭発表
4C14 生体保護物質としての糖ガラスのフォトンエコーによる研究
(阪大院基礎工・極研セ)
○長澤 裕, 小笠原 麻友, 中川 佑歌子, 森 芳雄, 岡田 正, 宮坂 博

4日目ポスター
4P075  フェムト秒過渡二色性測定によるポリ(N−ビニルカルバゾール)系におけるホール非局在化過程溶媒効果
(阪大院基礎工1, 極限セ2, 阪大VBL3)
○Khan Sazzadur Rahman1,2,3, 石橋 千英1,2, 伊藤 冬樹1,2,3, 宮坂 博1,2
4P076  超高速分光法による糖水溶液中の分子ダイナミクスの測定
(阪大院基礎工)
○小笠原 麻友, 中川 佑歌子, 剣持 淳也, 松田 広久, 長澤 裕, 岡田 正, 宮坂 博
4P093  レーザー多光子励起によるフォトクロミック反応ダイナミクス:フルギド類
(阪大院基工1, 極限セ2, 横国大院工3)
○石橋 千英1,2, 村上 昌孝1, 宮坂 博1,2, 横山 泰3

  
今回のポスター発表の面々ですね。

この学会であることに気がつきました!
よく発表の冒頭で、
「××についてはまだよくわかってないので、研究しますた。」
みたいなことを言う人がいるが、これは日本語的におかしいし、安易に言うべきことではない。
こんなことを言っていたのでは、
「じゃあ、今まで物理化学は何を研究してきたんでつか?」
と言われかねない。
「××については今までにもよく調べられていますが、私はさらにその詳細について調べますた。」
というのが、本当のところだろう。
そう安々と誰も研究してないテーマなんて見つかるもんかい!
もし、過去の文献をろくに調べもせずに
「××についてはまだよくわかってないでつ。」
と言っているのであれば、それは過去の研究者に対して失礼なことだし、論文で過去文献をちゃんと参照していなければ、審査員に怒られてしまう。
「学会発表だから、いいかげんでいいや。」
というのであれば、それはある意味確信犯だろう。

まあ、そんなことはさておき、この学会では分子研の岡本グループの近接場顕微鏡によるナノロッドの研究に久々に感動してしまいました。


広島駅からホテルまでは路面電車に乗っていきます。宮島も路面電車で行けますが、20分以上かかるうえ、着いたらフェリーに乗り換えないといけません。それに前の台風で壊れているし、前に行ったこともあるので、最初から観光に行く気がありませんでした。おまけにまた台風が来ていたので、まじで観光どころではなかった…。直撃くらった日は、学会会場まで行くのもたいへん。横殴りの雨で膝から下はずぶ濡れ。傘も壊れた…。発表が最終日だったので、うちの学生は途中参加だったのですが、強風で新幹線が止まってしまい、一時はどうなるかと思いました。


泊ったホテルが原爆ドームの近くだったので、とりあえず写真を撮りました。


学会会場の広島国際会議場ですね。


お好み焼き屋さんで、イカ焼きをたのんだら、イカのバター焼きが出てきてしまいますた!
ありゃ〜、大阪のイカ焼きとちゃうやん!


で、晩は何か美味しいものを食べようと思ったのですが、広島名物のカキもアナゴも旬ではないらしい!カワハギが旬だというので、たのんでみたが、めっちゃ高〜!金箔がちらしてある!!ごっつい高級料理だったんですね〜。でも、さすがにうま〜!贅沢ついでに旬ではないというアナゴの刺身も注文してみました。これまたうま〜〜!!あと、小イワシなんかも名物だそうです。おいしいです。
広島は紅葉饅頭だけとちゃうでえ。


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