“Separation and Characterization of Single Walled and Multiwalled Carbon Nanotube by using Flow-Field Fractionation”
B. Chen and J. P. Selegue, Anal. Chem. 2002, 74 4774-4780
という題の論文を読んで、実際にこの論文の通り
実験を行い市販のSWCNTをSEMを用いて観察を
行った。
2006/6/15 SWCNT(Aldrich)をSEMで観察
5/31作成のCNT0.1 mlを
フィルターに通したサンプル
結果
SEM像からはチューブ状のものは観察されなかった。SWCNTでは見えないのでよりサイズの大きなMWCNT(市販)を用いて実験してみることにした。
MWCNTの観察は伝導性テープに直接ふりかけて行った。
2006/6/21
MWCNT(Aldrich)を、伝導性テープ
に振りかけて、SEMで観察。
実際に作ってみた
試薬
・1,2-ジクロロベンゼン(無色透明) 50ml
・塩化亜鉛 適量
・アルゴンガス
参考文献
・"Sonochemical production of a carbon nanotube"
R. Katoh et al., Ultrasonics Sonochemistry 6 (1999) 185-187
装置

・超音波発生装置
完成したCNT?の画像
SEMの画像
真空中で乾燥
吸引ろ過
SEMの画像の考察
先の画像からはチューブ状のものは見えなかった。
吸引ろ過をして観察したものはろ紙を観察していた可能性がある。
真空で乾燥させたものは表面にネバネバしたものがありうまく見えなかった。
ろ紙だけを観察した画像
今後の課題
•・できた黒い物質をうまくとりだせる方法をみつけること
•・触媒をいろいろ変えてみてどうなるかを実験すること