図1 ストークスシフトの概念図。励起状態で双極子モーメントが大きくなる溶質分子を考えます。この分子が光励起されると周りの極性溶媒分子は誘電体のようにふるまい、双極子モーメントの周りに再配向します。その過程を蛍光スペクトルのピークシフト(動的ストークスシフト)として測定すると、溶媒和のダイナミクスに関する情報が得られます。


The Journal of Physical Chemistry Aより発行された又賀特集号 Mataga Festschrift(Volume 106, Issue 10 (March 14, 2002))の表紙となった溶媒和の概念図の原案です。


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