というわけで、今回は東京の実家の周りを何年かぶりに俳諧してみました。
これがうちの実家です。
…すみません、ウソつきました。これは旧岩崎邸です。
本物の実家は文京区は小日向台町、旧鳩山邸の裏にあります。東京というとなんか平らなイメージですが、うちの周りは丘あり谷あり坂だらけで凸凹してます。だから「東京もんは足腰も弱いんやろ」などとなめてはいけません。まずここは「鼠坂」です。名前の由来は「ネズミの通り道みたく狭い坂」ということらしいです。小日向台町から音羽の谷に下りる坂です。
ここは八幡坂。下りた所に神社があります。
でもってここが鷺坂。昔まだ音羽通りに川が流れていた頃、鷺の巣がたくさんあったそうです。
で、音羽の谷に下りるとこんな感じ。崖がそびえ立ってます。ちなみに音羽にはその昔、たけし軍団が殴り込みをかけたフライデーの編集部のある講談社があります。すぐ隣が音羽警察署なので、たけし軍団はあっという間に捕まったという話です。
で、音羽の反対側の目白台も坂だらけです。目白にはあの田中角栄邸があります。中学の頃の友達が角栄邸の裏のアパートに住んでいたのですが、そのアパートの屋上から角栄邸に火炎瓶投げ込んだアホがおったそうで、その屋上はそれ以来閉鎖になったとのことです。
これは目白から神田川に向かって下りる胸突坂です。この坂の上には「ノルウェイの森」で主人公が住んでいた寮のモデルになったという学生寮があります。わしがガキだったころは、ここらへんでクワガタが取れました。今はどうだろ?
胸突坂を下りた所にある大銀杏です。ここには絶対なんか住んでます…子供の頃、「いつかこの木に登ったろ」と思ってましたが、未だに登ってません。
でこれが小さなセッケンがカタカタいったり、男が女より長風呂するので有名な神田川です。昔は汚くって、ユスリカが大量発生して蚊柱が立つので、ボウフラ退治のために鯉を放流したりしてきれいにしました。いまじゃ亀とかアヒルとかも住んでます。
神田川ぞいの江戸川公園です。神田川なのになぜ江戸川?子供の頃からナゾです。東京もけっこう緑多いでしょ?
でこれが最近はやりの六本木ヒルズ。あ、これはうちの近所ではありませんね。電車に乗らないといけません。
というわけで今回の東京散策は終わり。