研究室設備 反応開発,金属錯体合成,構造解析,光反応,分光測定,理論計算など,最先端の有機合成化学研究を行うために必要な様々な分析機器を所有しています。これら以外の実験機器やガラス器具なども充実していますので,学生の皆さんは不自由なく実験研究を行うことができます。また実験室と学生居室は完全に別部屋なので,有機溶剤等に曝露することなく安心安全な環境でディスカッションや勉強,休憩できるようになっています。 実験室1(測定室)グローブボックス,ESI/APCI-TOF MS,FD/EI-TOF MS,GC-MS,IRなどが置いてあります。 実験室210人分の実験台と分析装置などがあります 実験室312人分の実験台と分析装置などがあります。 考究室鈴木先生,川守田先生,学生さん達の居室です。実験室とは別部屋なので,安心安全な環境でディスカッションや勉強,休憩することができます。 NMR(ECZ500, JEOL)SuperCoolProbeで13C NMR,HMBC等の2次元NMR,多核NMRを短時間で感度良く測定することができます。オートサンプラー付き。 単結晶X線構造解析装置(XtaLAB Synergy-R DW, Rigaku)MoとCuのデュアルターゲット。金属錯体・有機物問わず,構造決定には欠かせません。 GC-MS(QP2020, SHIMAZU)素反応開発組にとっての主力分析装置。どんな些細なピークも見逃しません。 ESI/APCI-TOF MS(micrOTOFII, Bruker)GC-MSで気化しない化合物の分子量を測定できます FD/EI-TOF MS(JMS-T100GCV, JEOL)ESI/APCIで出ない時に頼りになります。 グローブボックス(2人用,美和製作所)アルゴン下で,空気に対して不安定な錯体などを簡便に取り扱うことができます。冷凍庫付き。 グローブボックス(1人用,美和製作所)1人用。冷凍庫付き。 グローブボックス(真空置換式,UNICO)ハロゲン系溶媒などを使用するときに使います。 溶媒精製装置(GlassContour)脱水脱気したTHF, Et2O, Hexane, Tolueneを簡便に使用することができます。グローブボックス内で溶媒を採取することが可能です。 真空ライン(各自,寺田製作所)シュレンクテクニックによる不安定化合物の取り扱いから,反応の仕込み,生成物の乾燥など,有機合成実験を行うのに欠かせません。 加熱装置(ケミステ−ション,6台)小スケールの素反応検討やNMR実験を加熱条件下で効率よく行うことができます。 低温恒温槽(UC Reactor,3台,テクノシグマ)–100˚Cまでの低温実験を行うことができます。 光反応装置セット(4台)面照射型LED(CCS)+ 恒温水外部循環装置(EYELA)で照射強度と温度を制御しています。 光反応装置セット複数の反応を同時に,同一条件で検討することが可能です。 光反応装置(LED)(IIris-MG,セルシステム)LED 5波長によって超高圧水銀灯の光照射を再現できる装置です。超高圧水銀灯も所有しています。 光反応評価装置PQY-01(Lightway,SHIMAZU)光反応の追跡や,量子収率測定を簡便に行うことができます。 GC(GC-2030,SHIMAZU)BID検出器。現在はガス分子の分析専用機として使用しています。 GC(GC-2025,SHIMAZU)FID検出器。有機分子の分析に使用しています。 HPLC(SHIMAZU)分析と分取の2系統。 フラッシュ自動精製装置(Isolera,バイオタージ)シリカゲルカラムクロマトグラフィーを自動で行ってくれます。今やこれ無しでは生きていけません。 GPC(LaboACE LC-5060T,日本分析工業)分子の大きさに応じて分離します。シリカゲルカラムで分かれないときに頼りになります。 紫外・可視分光光度計(V670,日本分光)CoolSpeK(ユニソク)による温度可変測定も可能です。 蛍光光度計(FP8500,日本分光)冷却積分球ユニット付き。CoolSpeK(ユニソク)による温度可変測定も可能です。 赤外分光光度計(IRTracer-100,SHIMAZU)ATRユニット,MCT検出器付き。この他に,グローブボックス内で使用できる小型IR(Cary630FTIR,Agilent),反応追跡ができるReact IR(メトラートレド)も所有しています。 電気化学測定装置(ALS model1220C,BAS)主にCV測定に使用します。