多数の分子を集合させることによって初めて、1分子では示さない新しい機能を発現することがあります。そのような分子集合体は、生命科学から材料工学における幅広い分野で重要な役割を担っています。ただ、希望通りの分子集合構造を創るのは工夫が必要です。私たちは分子との対話を通して特に有機結晶の分子配列を変調・制御し、前例無き構造を構築し新奇物性を発現させる「分子集積化学」に立脚して、次世代を担う新規材料と新しい価値観を創造します。

• 2025.12.02
  村田優月さんによるナフタレンジイミドを基盤とした水素結合性多孔質結晶の構造とゲスト依存的物性に関する論文が、王立化学協会誌 Chemical Scienceに受理されました。関先生(京都大学)、藤内先生(大阪大学)との共同研究です。
• 2025.12.01
  中村海渡君 (2025年3月卒)と清水広大君によるドデカアザトリナフチレン(DATN)の合成と物性に関する論文が、王立化学協会誌 Mater. Chem. Front.に掲載されました。石垣先生(北海道大学)、関先生(京都大学)、小西先生(大阪大学)との共同研究です。
• 2025.11.14
  祝 前田怜聖君が第５回基礎有機化学会 若手オンラインシンポジウム(11月14日) において、口頭発表を行いChemistry Letters Young Researcher Awardを受賞しました。
• 2025.11.02
  祝 前田怜聖君が有機結晶シンポジウム (11月1-2日 信州大学) において、ポスター賞を受賞しました。
• 2025.11.02
  有機結晶シンポジウム (11月1-2日 信州大学) において、久保さんが口頭発表、大村君、前田君、村田さんがポスター発表しました。
• 2025.10.04
  博士前期課程2年 岡田君と桶谷助教による論文が王立化学協会誌Chem. Sci.のInside front coverを飾りました。
• 2025.09.26
  祝 前田怜聖君がEAS-12(9月24-26日 堺) において、ポスター賞を受賞しました。
• 2025.09.25
  久木教授がThe 12th East Asia Symposium on Functional Dyes and Advanced Materials (EAS12) (9月24-26日, 大阪公立大, 堺)で招待講演をしました。
• 2025.09.22
  Guillaume Schweicher 先生 (FNRS, ブリュッセル自由大学) の講演会を開催しました。
• 2025.09.21
  祝 岡田武蔵君がICCS2025 (9月17-19日 京都) において、ポスター賞を受賞しました。